相談例F 〜 基礎、側溝工事について 〜
相談内容
建築条件付の敷地を買い、建築工事に着手しているが、基礎の下に側溝があり、一部家が浮いているような状態で心配だ。浮いている部分の補修方法検討とその後の工事監理をお願いしたい。
調査結果
調査依頼者は現在住んでいるところから距離が離れているところに宅地を見つけ契約。着工してからは仕事で忙しく、あまり現場を見に行くことが出来ない状態だった。ある日現場に行くと、もともと敷地内にあった側溝が基礎の下にあることに気が付いた。つまり側溝の上に家が建っていたのである。慌てて工務店に問い合わせたのだが、「浮いているところにコンクリートを詰めればよい」との回答。しかしこの回答に納得できず調査依頼となった。
調査結果では浮いている部分は少ないのだが、やはり基礎工事を行う前に側溝は取り除いておくべきであると判断。工務店は「構造上問題ないが補修は行う」と約束。補修方法については診断士も検討を行い、型枠を用いてコンクリートを充填する事になった。通常街中の建築工事ではこのような工事は行われないと思うが、今回の現場は市街化調整区域で法
検査が無く、工事届けのみで施工が出来る現場であったため に、工務店も少し適当に工事を行ったという印象がある。
また、今回は施主が契約内容に外構工事が含まれていないこ とを知らなかった為、危うく外構工事を行わないまま、引渡しとなるところであった。
家を購入するときは契約内容を十分に確認すると共に、施主として現場に顔を出し、わからないことがあれば、早めに工務店や、第 3 者の専門家に相談する事が重要である