1、家づくりに関して、
@ 外気温の影響を受けにくい断熱性能と機密性能の良い省エネ住宅を建築
A 特に外気の影響を受ける窓サッシと窓ガラスは断熱性、気密性のよい物を
選ぶとともに、24時間計画換気システムを装置してください。
断熱、気密性能は材料だけでなく設計、施工によって性能に違いが出ます。
具体的なことは業者にお尋ね下さい。
2、住まい方
断熱性能と機密性能の良い省エネ住宅であっても、結露が発生することがあります. 下記に注意して頂ければ、結露は出来ない又は少なく出来ます。
@ 部屋の中の空気が常に動くように、タンスなどの家具の後ろは出来るだけ開けたり、押入れもすのこを敷くなどする。
A 湯船の蓋や浴室の建具は入浴時以外は閉めておく、煮炊き(特に冬の鍋物)の時は終った後も暫く換気扇を廻しておくなど、家の中での水蒸気の発生を出来るだけ抑えたり、発生した水蒸気を短時間のうちに外に出すようにしてください。
B 暖房機器はエアコンやFF暖房機器のように室内で直接燃焼しないものをお勧めします。室内で直接燃焼するものは、燃焼するときに結露の元になる水蒸気を発生します。
結露はカビやダニの二次被害の元になり、健康被害にも発展しますので、
結露の無い快適な住まいにしましょう。