Ａ：長期優良住宅と先導的モデル住宅の違い
長期優良住宅と先導的モデル住宅も、住宅の長寿命政策で出てきたものです。
長期優良住宅は、平成21年6月4日施行の「長期優良住宅の普及と促進法」に基づくもので、長期優良住宅の認定基準(＊)に合った設計内容で、確認申請の時に同時に認定申請すると、「長期優良住宅」として認定を受けされ、ローンや固定資産税の優遇を受けられます。又、21年度は100万円の補助金もあります。
先導的モデル住宅は、「長期優良住宅先導的モデル事業」というコンペ事業で採択された提案内容で設計、建築された住宅です。平成24年まで予定されている事業で、200万円の補助金が受けられます。尚、この住宅も長期優良住宅の認定を受けると、上記の優遇策を受けられます。助成金額は契約時期に確認しましょう。
＊ 長期優良住宅の認定基準
住宅の安全性に必要な耐震性、耐久性、劣化対、住まい方の変化に伴う可変の容易性と長期に居住に必要な省エネ性、バリアフリー対策や、設備の交換の容易性、町並みの住環境への配慮など基準が設けられています。